こんにちわ、アオウです。
2024年から始まる新NISAについての簡単な説明と私が2023年8月現在で考えている投資方針について話していきたいと思います。
目次
結論
つみたて投資枠・成長投資枠の両方共、投資信託(オールカントリー or 全米)へ全投資。
新NISAとは
まず、現NISAについては↓をご覧ください。
次に新NISAはなにが変わるのかというと、現NISAとの差(※)は下記となります。
(金融庁のホームページ抜粋)
- 非課税保有期間の無期限化
※現NISAでは一般NISA=5年、つみたてNISA =20年
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
※現NISAでは一般NISA or つみたてNISAのどちらかを選択して運用
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
※現NISAでは一般NISA=120万円、つみたてNISA=40万円
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
つみたて投資枠
特徴
・年間120万円まで購入でき、非課税保有期間は無期限。
・限度額は600万円。
・投資対象商品は長期の積立・分散に適した一定の投資信託。
所感
つみたてに関しては、優先的に埋めていくのがいいかなと思います。
現行でもありますが、おそらく証券会社としてもつみたて投資にたいして各社のポイント(Vポイント・マネックスポイント等)を付与するサービスを拡充すると思いますので、非課税で積み立てしながらポイントをいただいて再投資するなり、お買い物に使用するなりするのがベストかなと考えてます。
私は現NISAでもつみたてNISAを選択していて、全米株式の投資信託を購入していますので、引き続き同じ投資信託を限度額まで購入して積み立てていく予定です。
成長投資枠
特徴
・年間240万円まで購入でき、非課税保有期間は無期限。
・限度額は1200万円。
・資対象商品は上場株式・投資信託。
・枠の再利用が可能。同年内ではの再利用は不可。
例)
2025年度
成長投資枠でNTTを1株160円で100株購入。(16000円分利用)
2030年度
成長投資枠は限度まで購入済。
2031年度
NTTを1株180円で100株売却。(購入時の16000円分の枠が空く)
同年度内では空いた16000円分の購入は不可。
成長投資枠でのその他の売買無し。
2032年度
16000円分の枠が復活。購入可能。
所感
個別株、投資信託、ETFを国内外問わずで非課税運用ができるので、それぞれの投資の目的や方針にあわせて汎用性がある反面、どうすればいいのか迷ってしまうことがありそうですね。。
配当目的で高配当個別株や高配当ETFを購入して非課税で配当を受け取るのも魅力的だし、成長しそうな銘柄に投資して、上がって売った差益が非課税なのもやりがいがあるし、迷っちゃいますね。
私はつみたて投資枠と同様に投資信託のみ購入する予定です。
理由は一般口座で高配当株投資をしていて、配当金を受け取る配当所得は確定申告で総合課税か分離課税で選択できるのですが、
総合課税=配当控除
分離課税=損益通算
となり、現状の投資スタイルとして投資信託の積立と高配当投資の二本立てで、売買による損益が発生しないので、
NISA口座=投資信託(非課税)
一般口座=高配当株・ETF(総合課税による配当控除)
が良いかなと思っています。
まとめ
基本的にはNISAの拡充として国が国民の皆様へ投資をすることで将来への備えや生活の足しになるようにとした制度ですが、現NISAよりも汎用性が広がったことで、各々の目標や投資スタイルに合った方法で運用しないと折角の制度が無駄になりかねないので、正しく理解する為に少しでも新NISAの運用方法を悩んでる人の参考になりますように。
みなさん、それぞれの金の卵を大事に育てましょー♪
では、バッバーイ。